分布
本州・四国・九州・対馬・五島列島・屋久島・種子島などに 分布しています。生息する地域によって、体の大きさや 大あごの形、体型などに違いが見られることがあります。
FARMS INSECT LIBRARY
Dorcus titanus pilifer
本州・四国・九州・対馬・五島列島・屋久島・種子島などに 分布しています。生息する地域によって、体の大きさや 大あごの形、体型などに違いが見られることがあります。
クヌギ・コナラ・アベマキ・シイ・カシ類などが生える 里山や雑木林に生息します。平たい体を生かして、 樹洞や樹皮の隙間、倒木の下などへ入り込みます。
成虫は適切な環境で飼育すると、複数年生きることがあります。 冬は活動が低下し、マットの中や朽木の下などで 越冬することがあります。
成虫はクヌギやコナラなどの樹液、熟した果実などを食べます。 飼育下では昆虫ゼリーを与えます。 幼虫は腐朽した広葉樹材や発酵マットなどを食べて成長します。
大きさは産地や個体差、幼虫期の温度や栄養状態などによって 変化します。
丈夫で飼育しやすく、クワガタ飼育を始める方にも おすすめできる種類です。ただし、挟む力が強いため、 成虫を扱うときは指を挟まれないよう注意が必要です。
メスは、やわらかく朽ちた広葉樹材や、その周辺の 発酵マットへ産卵します。飼育下では、産卵木を 発酵マットへ埋め込んだ環境が利用できます。
幼虫期間は温度や羽化時期、飼育環境によって変わります。 発酵マットや菌糸ビンなどで飼育でき、 十分な栄養と安定した温度環境を保つことが大切です。
国産ヒラタクワガタは、その名前のとおり平たく幅広い体を持ち、 樹洞や樹皮の狭い隙間へ入り込むことに適した体型をしています。 オスは太く発達した大あごを持ち、力強く迫力のある姿が魅力です。
夜になるとクヌギやコナラなどの樹液へ集まり、 エサ場や隠れ場所を守るため、ほかの昆虫と争う姿も見られます。 産地によって体型や大あごの形に違いが見られることも、 ヒラタクワガタの大きな魅力です。
ヒラタクワガタは挟む力が強く、オス同士を同じケースに入れると 激しく争うことがあります。成虫は基本的に1匹ずつ管理し、 ペアリングを行う場合も、長時間一緒にしないよう 様子を確認しながら管理しましょう。
私たちが子どもの頃は、近所の野原や林の中で虫取りに夢中になり、家に帰るのも忘れて遊んでいました。
近年は、子どもたちを取り巻く環境の変化により、そのような体験が難しくなってきていることを、とても残念に感じています。
クワガタやカブトムシといった身近な生きものとのふれあいを通じて、昆虫の観察の楽しさや、自然環境の大切さ、人との関わりを感じてもらえたらと願っています。
また同時に、その楽しさを大人の方々にもお伝えしていきたいと考えています。
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