分布
北海道・本州・四国・九州・対馬・屋久島など、 日本各地に分布しています。 主に標高のある涼しい地域で見られますが、 生息する標高や個体数には地域差があります。
FARMS INSECT LIBRARY
Lucanus maculifemoratus
北海道・本州・四国・九州・対馬・屋久島など、 日本各地に分布しています。 主に標高のある涼しい地域で見られますが、 生息する標高や個体数には地域差があります。
山地から亜高山帯に広がる落葉広葉樹林に生息します。 とくにブナ林やミズナラ林など、 夏でも比較的気温の低い、湿り気のある森林を好みます。
成虫として活動する期間は、およそ2〜4か月です。 多くの個体は初夏から夏に活動を始め、 秋の気温低下とともに一生を終えます。 羽化した時期や飼育温度によって、活動期間は変わります。
成虫はミズナラ・ブナ・コナラ・クヌギ・ハルニレ・ ヤナギ類などの樹液や、熟した果実に集まります。 飼育下では昆虫ゼリーを与えます。 幼虫は、土に近い状態まで朽ちた広葉樹材や 発酵の進んだマットを食べて成長します。
大きさは、生息する地域や幼虫期の栄養状態、 温度などの環境によって変化します。 大型のオスは、発達した大あごと横に張り出した頭部を持ち、 とても迫力のある姿になります。
涼しい森林に生息するため、高温や極端な乾燥を苦手とします。 とくに夏は飼育ケースを直射日光の当たらない涼しい場所に置き、 マットの乾燥や昆虫ゼリーのエサ切れに注意します。 温度を安定させることが、長く飼育するためのポイントです。
メスは、湿り気のある朽木の周辺や、 よく発酵した柔らかなマットの中へ産卵します。 飼育下では、発酵の進んだマットを飼育ケースへ深めに入れ、 底の部分を適度に固めて産卵環境を作ります。
幼虫期間は、およそ1年から2年です。 幼虫は、土に近い状態まで朽ちた広葉樹材や、 発酵の進んだマットを食べて成長します。 温度や栄養状態、ふ化した時期によっては、 羽化までに2年以上かかることもあります。
国産ミヤマクワガタは、湾曲した力強い大あごと、 耳のように横へ張り出した頭部を持つ、 日本を代表する大型クワガタムシです。 オスの頭部や胸部には金色から黄褐色の細かな毛が生え、 光の当たり方によって美しく輝いて見えます。
主に山地の涼しい落葉広葉樹林に生息し、 夏になるとミズナラやブナ、コナラなどの樹液に集まります。 大型のオスは迫力のある姿をしていますが、 高温や乾燥にはあまり強くないため、 飼育では自然の涼しい森林に近い環境を保つことが大切です。
ミヤマクワガタを飼育するときは、 夏でもできるだけ涼しく、温度変化の少ない場所で管理しましょう。 エアコンの風や直射日光が直接当たる場所は避け、 マットの表面が乾いてきたら少量ずつ加湿します。 水分を多くしすぎず、適度な湿り気を保つことがポイントです。
私たちが子どもの頃は、近所の野原や林の中で虫取りに夢中になり、家に帰るのも忘れて遊んでいました。
近年は、子どもたちを取り巻く環境の変化により、そのような体験が難しくなってきていることを、とても残念に感じています。
クワガタやカブトムシといった身近な生きものとのふれあいを通じて、昆虫の観察の楽しさや、自然環境の大切さ、人との関わりを感じてもらえたらと願っています。
また同時に、その楽しさを大人の方々にもお伝えしていきたいと考えています。
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