分布
北海道・本州・四国・九州をはじめ、 対馬・屋久島・種子島など、日本各地に広く分布しています。 里山から都市部まで、さまざまな場所で見られる 身近なクワガタムシです。
FARMS INSECT LIBRARY
Dorcus rectus
北海道・本州・四国・九州をはじめ、 対馬・屋久島・種子島など、日本各地に広く分布しています。 里山から都市部まで、さまざまな場所で見られる 身近なクワガタムシです。
クヌギやコナラなどが生える雑木林を中心に、 公園・河川敷・里山など幅広い環境に生息します。 昼間は樹洞や樹皮の隙間、倒木の下などに隠れ、 夜になると樹液を求めて活動します。
成虫の寿命はおよそ2〜3年です。 クワガタムシの中では比較的長く生きる種類で、 適切な温度と湿度、十分なエサを保つことで、 越冬しながら長期間飼育できることがあります。
成虫はクヌギ・コナラ・アベマキ・シイ・カシ類・ ヤナギ類などの樹液や、熟した果実を食べます。 飼育下では昆虫ゼリーを与えます。 幼虫は朽ちた広葉樹材や発酵マットなどを食べて成長します。
大きさは地域や個体差、幼虫期の栄養状態、 飼育温度などによって変化します。
丈夫で環境への適応力が高く、 初めてクワガタを飼育する方にもおすすめです。 ケース内の乾燥や高温、エサ切れに注意すれば、 長期間安定して飼育できます。
メスは、やわらかく朽ちた広葉樹の産卵木や、 腐朽が進んだ木の部分へ産卵します。 飼育下では、加水したクヌギやコナラの産卵木を 発酵マットへ埋めて産卵環境を作ります。
幼虫期間はおよそ8か月〜1年半です。 温度や羽化時期、飼育環境によっては、 さらに長く幼虫で過ごすこともあります。 菌糸ビンや発酵マットを使って飼育できます。
国産コクワガタは、細長く引き締まった黒い体と、 ゆるやかに湾曲した大あごを持つ小型のクワガタムシです。 日本全国に広く分布し、雑木林だけでなく、 都市部の公園や河川敷などでも見られます。
小型ながら丈夫で長寿なため、 成虫の観察から産卵・幼虫飼育・羽化まで、 クワガタの一生をじっくり学ぶことができます。 日本の自然を代表する、親しみやすい種類です。
コクワガタは小型ですが、活動的で観察しやすく、 丈夫で飼育しやすいクワガタムシです。 高温と乾燥を避け、昆虫ゼリーを切らさないように管理すると、 越冬や繁殖まで長く楽しむことができます。
私たちが子どもの頃は、近所の野原や林の中で虫取りに夢中になり、家に帰るのも忘れて遊んでいました。
近年は、子どもたちを取り巻く環境の変化により、そのような体験が難しくなってきていることを、とても残念に感じています。
クワガタやカブトムシといった身近な生きものとのふれあいを通じて、昆虫の観察の楽しさや、自然環境の大切さ、人との関わりを感じてもらえたらと願っています。
また同時に、その楽しさを大人の方々にもお伝えしていきたいと考えています。
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