分布
マレーシア、ブルネイ、インドネシアのボルネオ島や スマトラ島など、東南アジアの熱帯地域に分布しています。 一年を通して温暖で湿度の高い森林が、本種の主な生活環境です。
FARMS INSECT LIBRARY
Hexarthrius rhinoceros
マレーシア、ブルネイ、インドネシアのボルネオ島や スマトラ島など、東南アジアの熱帯地域に分布しています。 一年を通して温暖で湿度の高い森林が、本種の主な生活環境です。
東南アジアに広がる熱帯雨林に生息しています。 樹液が出る大木の周辺や樹洞、倒木の近くなどで見られ、 昼間は木の隙間などで休み、夜になると活動を始めます。
成虫の寿命は、羽化後の休眠期間や飼育温度、 エサの状態などによって異なります。 高温や極端な乾燥を避け、落ち着いた環境で管理することが 長く飼育するためのポイントです。
成虫は自然界では、熱帯広葉樹の樹液や 熟した果実などを食べます。 飼育下では昆虫ゼリーを与えます。 幼虫は、発酵した広葉樹由来のマットなどを食べて成長します。
オスは大きく発達した二股状の大あごを持ち、 大型個体では100mmを超える迫力ある姿になります。 大きさは、産地や遺伝的な特徴、幼虫期の栄養状態、 飼育温度などによって変化します。
外国産クワガタの中では飼育を楽しみやすい種類ですが、 日本の真夏の高温や、飼育ケース内の乾燥には注意が必要です。 大型のオスは力が強いため、基本的には一頭ずつ管理し、 転倒防止材と昆虫ゼリーを切らさないようにします。
メスは、やわらかく朽ちた広葉樹材や、 適度に発酵したマットの中へ産卵します。 飼育下では、十分に加水した産卵木を発酵マットへ埋め、 落ち着いて産卵できる環境を作ります。
幼虫期間は、飼育温度やエサの種類、雌雄、 幼虫の成長状態などによって大きく変わります。 大型のオスでは、羽化までに一年以上かかる場合もあります。 幼虫は広葉樹由来の発酵マットなどを食べながら成長します。
リノケロスフタマタクワガタは、 太く重厚感のある体と、大きく発達した二股状の大あごを持つ 大型のフタマタクワガタです。 大あごは前方へ力強く伸び、先端付近で二股に分かれる 独特の形をしています。
学名に使われている「rhinoceros」は、 英語でサイを意味します。 その名のとおり、堂々とした体格と力強い姿が大きな魅力です。 黒色の体表には美しい光沢があり、 見る角度や光の当たり方によって重厚な質感が引き立ちます。
大型のオスは力が強く、大あごを使って相手を挟んだり、 持ち上げたりすることがあります。 観察する際は無理に触らず、 昆虫が落ち着いている状態で静かに見守ることが大切です。
大型のオスは力が強いため、複数飼育ではケンカをすることがあります。 基本的には一頭ずつ飼育し、交尾を行うときだけ オスとメスを同じケースへ入れると安心です。 また、足場となる樹皮や止まり木を入れ、 転倒したときに自力で起き上がれる環境を整えましょう。
私たちが子どもの頃は、近所の野原や林の中で虫取りに夢中になり、家に帰るのも忘れて遊んでいました。
近年は、子どもたちを取り巻く環境の変化により、そのような体験が難しくなってきていることを、とても残念に感じています。
クワガタやカブトムシといった身近な生きものとのふれあいを通じて、昆虫の観察の楽しさや、自然環境の大切さ、人との関わりを感じてもらえたらと願っています。
また同時に、その楽しさを大人の方々にもお伝えしていきたいと考えています。
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